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愛知工業大学

工学部 機械学科
機械創造工学専攻 4年

F.Yさん

愛知県立大府高等学校出身

幼少期から抱いていた夢を叶え
乗り物の安全性を高める仕事に

座学と実験の双方を通じ
自動車への理解を深めた

 私の父は車好きで、幼少期からよくドライブに連れて行ってくれました。その影響を受け、私も自動車が大好きに。車体のかっこよさはもちろんのこと、さまざまな景色を見たりスピードを感じたりと、乗っていると楽しい体験が得られるところに強く惹かれたのだと思います。そして、いつか車に関係した仕事に就くことが私の夢になりました。

 将来の目標を実現するために進学先として選んだのが、愛知工業大学工学部の機械学科でした。入学してから実感したのは、実際に手を動かす授業が多いということ。2年次の「創造デザインセミナー」という授業では、自動車、ロボット、航空の3分野を学び、ペットボトルロケットをつくって飛ばす実験などに取り組みました。また、自動車のエンジンを分解する実験にも挑戦。それまで見たことのなかったエンジンの内部構造を知り、自動車の仕組みに対する理解が深まりました。

 大学で理系分野を学ぶ魅力は、座学と実験の双方から知識を得られるところだと思います。4年間を通じ、機械に対する知識量が大幅に増えました。私は趣味としても自動車やバイクに乗っているのですが、その際にも大学での知識と経験が大きく役立っています。

 幼少期からの夢が叶い、大学卒業後は自動車やバイクのブレーキを取り扱うメーカーで生産の仕事に携わることになりました。大好きな乗り物に関わりながら、安全性の向上に貢献できることにうれしさを感じています。

My Research Activity私の研究活動

卒業研究では、自動車のサスペンションに着目して実験に取り組んでいます。サスペンションとは、走行中に路面からの衝撃を吸収し、乗り心地や安定性を高めるための部品です。研究では、他の研究室とも連携しながら実際に車両を動かし、1秒間にハンドルを90度切った時の挙動を調査。サスペンションやエンジンマウントなどの条件を細かく調整し、さまざまなデータを計測・分析することが、実験における私の主な役割です。将来的には、運転時の快適性を向上させることにつながる研究だと考えています。

実験に使用する車両。さまざまなセンサーを取り付けてデータを計測する

愛知工業大学

バンテリンドーム ナゴヤ(旧名称:ナゴヤドーム)
約14個分の広大な八草キャンパス

最先端施設を備えた拠点で、ものづくり人材を育成

1959年、工科系単科大学として誕生した愛知工業大学。現在では、工学部・経営学部・情報科学部の3学部7学科14専攻からなる「工科系総合大学」へと進化しました。開学以来、人と地球にやさしいエンジニアを育てる「創造と人間性」を教育モットーに、ものづくり産業の第一線で活躍できる人材を育成し、国内外の産業界に輩出してきました。2010年には名古屋市内の交通アクセスのいいエリアに「自由ヶ丘キャンパス」を開設。豊田市にある広大な八草キャンパスには、2016年に食堂棟「セントラルガーデン」、2017年には「バイオ環境化学実験棟」、そして2024年3月には情報科学部の新たな拠点として「14号館」が新設されるなど、充実の設備が次々に完成。学生の向学心を刺激する充実の学びの場を提供しています。

学部学科

【八草キャンパス】
■工学部:電気学科(電気工学専攻、電子情報工学専攻)/応用化学科(応用化学専攻、バイオ環境化学専攻)/機械学科(機械工学専攻、機械創造工学専攻)/社会基盤学科(土木工学専攻、都市デザイン専攻)/建築学科(建築学専攻、住居デザイン専攻) ■経営学部:経営学科(スポーツマネジメント専攻) ■情報科学部:情報科学科(コンピュータシステム専攻、メディア情報専攻)
【自由ヶ丘キャンパス】
■経営学部:経営学科(経営情報システム専攻)

主な就職実績(2025年3月卒業生実績)

アイシン、アイホン、朝日インテック、イノアックコーポレーション、エサキホーム、大林組、オリエンタルランド、CTV MI D ENJI N、ジェイテクト、シヤチハタ、Sky、スクウェア・エニックス、スズキ、SUBARU、積水ハウス、大成建設、大和ハウス工業、竹中工務店、チームラボ、デンソーウェーブ、東亞合成、東海ソフト、東海旅客鉄道、豊田合成、トヨタ自動車、トヨタ紡織、名古屋鉄道、日産自動車、日本特殊陶業、バッファロー、FUJI、マツダ、三菱自動車工業、三菱電機、名工建設、メニコン、矢作建設工業、ヤマハ発動機、楽天グループ、愛知県庁、名古屋市役所、岡崎市役所、静岡市役所 ほか

お問い合わせ先

〒470-0392 愛知県豊田市八草町八千草1247
入試広報課 TEL:0565-48-5011