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愛知工業大学

行動経済学の理論とAIによる機械学習を活用し
地下商店街の活性化をめざす!

F.N
F.Nさん経営学部 経営学科 経営情報システム専攻 4年
愛知県 東海商業高等学校(現 東海樟風高等学校)出身

人々の服装と入店した店舗の関連性を分析

 行動経済学の根底には、「ナッジ」という考え方があります。これは、人々に行動を強制するのではなく、自ら選択してもらえるように誘導するアプローチのこと。費用対効果が高いことから、マーケティングや公共政策などに幅広く活用されています。

 私が取り組んでいるのは、こうした行動経済学の理論を活用し、地域の活性化をめざす研究です。具体的には、名古屋市栄にある「セントラルパーク」という地下商店街を対象に、周辺の監視カメラの映像を調査。往来する人々の服装と、入店した店舗の関連性を分析し、データを活かして集客アップに貢献することが大きな目的です。

 現在は他の研究室と連携し、AIの導入も進めています。機械学習によってファッションの定義を学んだAIに監視カメラの映像を読み込ませることで、分析の精度を高めたり、効率性を上げたりすることを目標にしています。私自身、プログラミングに関心があり、今後はAIの開発にも関わっていきたいと考えています。

 この研究においては、経営学だけでなく、ファッションやAI技術など多岐に渡る知識を身につけなくてはなりません。もちろん苦労することも多くありますが、知らなかった世界が広がっていくことにやりがいを感じながら勉強に励んでいます。

この大学・学部を選んだ理由は?

高校で商業と情報の知識を学び、大学でさらに深めたいと現在の学部を選びました。これらの分野は社会で役立つ資格が多く、在学中に取得することで、将来的に活躍の場が広がるのではないかと考えたことも理由のひとつです。

この大学・学部の魅力は?

経営学の楽しさを教えてくれる授業がたくさんあることです。「ビジネスマネジメント」という講義では、毎回のように興味深いトピックを取り扱うのですが、私はそこで現在のテーマである行動経済学と出合うことができました。

愛知工業大学

交通至便な「自由ヶ丘キャンパス」

経営学部経営学科「経営情報システム専攻」の学生が学ぶ「自由ヶ丘キャンパス」は、名古屋市営地下鉄名城線・自由ヶ丘駅すぐ近く。敷地の25%以上を緑化し、ゼミ室が並ぶ研究ゾーンの他に、交流ラウンジやカフェなどの一般開放ゾーンもある緑のキャンパスです。2018年9月には別館も完成し、学生支援サービスの充実に力を入れています。

実践的経営学と最新の情報技術を学べる

経営学部は、社会の即戦力となる人材を育成するため、経営学の知識や技術と情報処理技術をバランスよく学びます。
「企業を運営するうえでの情報処理」と「情報技術を活かした経営」をグローバル化、IT化が進む時代の動向をとらえた実践的なカリキュラムで学ぶことで、4年間で経営的な視野と技術的な能力の双方を身につけることができます

学部学科

・経営学部
・情報科学部
・工学部

主な就職実績

アイカ工業、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、西日本旅客鉄道、NECソフト、丸善、アイシン・エイ・ダブリュ、USEN、INAX、NTTネオメイト、セブン-イレブン・ジャパン、バッファロー、ジャパンビバレッジ、エディオン、レオパレス21、ソフトバンクモバイル、岡三証券、東海東京証券、ナゴヤドーム、デンソー、中京銀行、豊田信用金庫、瀬戸信用金庫、名古屋製酪、日本郵便、綜合警備保障、愛知県庁、豊橋市役所ほか

お問い合わせ先

〒470-0392 愛知県豊田市八草町八千草1247
Tel:0120-188-651(八草キャンパス、入試広報課)
E-mail:koho@aitech.ac.jp