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愛知工業大学

工学部 機械学科 4年

W.Sさん

愛知県立武豊高等学校出身

自動車を分解する実験は
機械好きにはたまらない!

父親の影響で小さい頃から
自動車や鉄道が大好きだった

 流体工学研究室で、「感圧塗料」の研究を行っています。これは、圧力によって色が変わる塗料で、飛行機のプロペラなど圧力センサを設置できない環境で、振動圧力などを計測する際に用いられています。私は、この感圧塗料が細かい振動に反応してどのような変化をするのかを実験によって調べ、応用に役立つデータを集めています。

 父親の影響で、小さい頃から自動車や鉄道が大好きだったので、大学では機械工学を学ぼうと決めていました。愛知工業大学を受験しようと思ったのは、女子学生推薦入試があったから。実際にこの制度を使って、入学することができました。

 機械工学の楽しさはなんといっても実際に機械に触りながら学べることです。私が所属する機械創造工学専攻は、実験系の科目が多く、機械好きにはたまらない環境です。

 授業で特に印象に残っているのは、2年次の「創造デザインセミナー」です。ここで、自動車を一から分解した後、また組み立てて動くようにする大がかりな実験に挑戦しました。エンジンはもちろん、タイヤやライトのパーツまですべて分解したことで、細かい構造や電装系の配線などが理解でき、多くの発見がありました。

 将来の夢は、新幹線の整備士になることです。車両や駅設備の整備を行うJR東海の子会社への就職が決まり、夢に少しずつ近づいています!

My Research Activity私の研究活動

2年次に受講した「創造デザインセミナー」は、所属する機械学科機械創造工学専攻を象徴するような体験型授業です。私はここで車を丸ごと分解する実験に挑戦。エンジンだけでも驚くほど数多くの部品があり、実際に組み立てることで、その構造もよくわかりました。この授業では、分解した車で作品をつくるのが通例で、ボディをペイントしたり切断したりして、ジブリ作品に出てくる「ネコバス」をつくった学年もあるんですよ!

「創造デザインセミナー」で分解した車の4気筒エンジン

愛知工業大学

最先端施設を備えた拠点で、ものづくり人材を育成

1959年、工科系大学として誕生した愛知工業大学。人と地球にやさしいエンジニアを育てる「創造と人間性」を教育モットーに、ものづくり産業の第一線で活躍できる人材を育成し、国内外の産業界に輩出してきました。2009年には工学部に経営学部と情報科学部が加わり、「工科系総合大学」へと進化。2010年には名古屋市内の交通アクセスのいいエリアに「自由ヶ丘キャンパス」を開設しました。豊田市にある広大な八草キャンパスには、2016年には食堂棟「セントラルガーデン」、2017年には「バイオ環境化学実験棟」など、充実の設備が次々に完成。ロボット研究ミュージアムや吹き抜けの建築アトリエなど、学生の向学心を刺激する充実の学びの場を提供しています。

学部学科

■ 工学部:電気学科/応用化学科/機械学科/土木工学科/建築学科 ■ 経営学部:経営学科 ■ 情報科学部:情報科学科

主な就職実績

トヨタ自動車、パナソニック、本田技研工業、東芝、ヤフー、トヨタ車体、トヨタ紡織、豊田合成、アイシン精機、住友電装、日本電話施設、スズキ、イビデン、東芝プラントシステム、バッファロー、NECソフト、清水建設、大和ハウス工業、積水ハウス、岐阜信用金庫、INAX、リンナイ、西日本旅客鉄道、東海旅客鉄道、東日本旅客鉄道、綜合警備保障、YKK AP ほか

お問い合わせ先

〒470-0392 愛知県豊田市八草町八千草1247
入試広報課 TEL:0565-48-5011