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愛知工業大学

工学部 建築学科 4年

S.Aさん

岐阜県立加納高等学校出身

コミュニティカフェで
子育て世代を助ける!

少子高齢化など地域の課題を
建築学の知見で解決したい!

 父親が設計士をしていたので、幼い頃から建築系の内覧会や展示会に連れて行ってもらう機会がありました。その影響で、大学では建築学を学ぼうと決めていました。

 現在は、建築社会システム研究室に所属し、「少子高齢化や人口減少の問題を解決する建築ストックの活用」について研究しています。これは、空き家問題を解決する方法を考える研究です。いくつかのテーマのなかから、私は空き家をリノベーションして地域のコミュニティカフェとして転用するアイデアを卒業研究のテーマに選びました。建物だけでなく、人が集まる空間やコミュニティをつくるのも建築学の領域なのです。

 この研究をしようと思ったのは、大学の「学生チャレンジプロジェクト」で築150年の古民家改修に携わったのがきっかけでした。3年次の夏に岐阜県中津川市の古民家で本格的なリノベーション工事の作業を経験し、木を使った家のよさを再確認できました。

 この影響もあり、卒業後は木材を使った注文住宅や古民家改修などを手がける住宅メーカーへの就職を決めました。現場で経験を積み、将来は一級建築士として活躍するのが目標です。建築の面白さは、頭の中で想像したイメージを形にできることです。大学での研究成果を活かし、少子高齢化や子育て支援など地域社会の課題を解決できる住宅やコミュニティスペースをつくれるようになりたいと思っています。

My Research Activity私の研究活動

3年次に参加した「学生チャレンジプロジェクト」では、岐阜県中津川市蛭川の山腹にある築150年の古民家の修復に挑戦しました。7月〜11月にかけて、月1〜2回現地に通い、床を抜いてフローリングを張ったり、壁に漆喰を塗る左官職人さんの作業に挑戦したりとさまざまな経験ができました。リノベーションをした居間で木のいい匂いを感じながら寝転んだとき、古い家を保存し、活用していく仕事に将来的な可能性を感じました。

古民家で漆喰を塗る作業に挑戦。左官職人さんの技術の高さを痛感しました

愛知工業大学

最先端施設を備えた拠点で、ものづくり人材を育成

1959年、工科系大学として誕生した愛知工業大学。人と地球にやさしいエンジニアを育てる「創造と人間性」を教育モットーに、ものづくり産業の第一線で活躍できる人材を育成し、国内外の産業界に輩出してきました。2009年には工学部に経営学部と情報科学部が加わり、「工科系総合大学」へと進化。2010年には名古屋市内の交通アクセスのいいエリアに「自由ヶ丘キャンパス」を開設しました。豊田市にある広大な八草キャンパスには、2016年には食堂棟「セントラルガーデン」、2017年には「バイオ環境化学実験棟」など、充実の設備が次々に完成。ロボット研究ミュージアムや吹き抜けの建築アトリエなど、学生の向学心を刺激する充実の学びの場を提供しています。

学部学科

■ 工学部:電気学科/応用化学科/機械学科/土木工学科/建築学科 ■ 経営学部:経営学科 ■ 情報科学部:情報科学科

主な就職実績

トヨタ自動車、パナソニック、本田技研工業、東芝、ヤフー、トヨタ車体、トヨタ紡織、豊田合成、アイシン精機、住友電装、日本電話施設、スズキ、イビデン、東芝プラントシステム、バッファロー、NECソフト、清水建設、大和ハウス工業、積水ハウス、岐阜信用金庫、INAX、リンナイ、西日本旅客鉄道、東海旅客鉄道、東日本旅客鉄道、綜合警備保障、YKK AP ほか

お問い合わせ先

〒470-0392 愛知県豊田市八草町八千草1247
入試広報課 TEL:0565-48-5011