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第1回セミナー「いま、進路指導室で。」レポート

会場:ベルサール九段

アロー教育総合研究所(アロー総研)は、今日の大学・高等学校を中心とする教育現場の未来を考察するために現状を分析する機関として、2006年4月、設立されました。

アロー総研では、2006年11月、設立意図のひとつである「進路指導現場と大学の架け橋になる」という活動の一環として、「いま、進路指導室で。」と題したレポート集を作成。各レポートに共通していたのは、大学による高校訪問活動が、高校進路指導の現場とマッチングしていない現実でした。

その原因究明と状況改善をテーマに、32大学1企業、計57名のご参加をいただき、セミナーを実施しました。

1

「2007年度 私立大一般入試の動向」

講師:アロー総研顧問、豊島継男事務所代表 豊島継男(アシスタント 宮岡政徳)

写真:第一部

豊島事務所の調査結果による志願者数の累計は、247万8,359人。代々木ゼミナールは234万9,099人、河合塾、駿台予備学校、大学通信のデータは4/23現在、ホームページで明記されていないことから、セミナー実施日時点においては、信頼度は、どの調査よりも大きいといえます。

その中で、「全体・地区別動向」「系統別の動向」「女子の動向」について、分析が述べられました。

コメント
  • ・もっと詳細な分析を聞きたかった。
  • ・系統別分析が参考になった。
  • ・もっとじっくり説明してほしい。
  • ・動向分析がとても役に立った。
  • ・総合的な分析がよくできており、参考になった。
  • ・次年度予想まで欲しかった。倍くらい時間をとっても価値があると思う。
  • ・非常によいデータだ。
  • ・男女別・地区別の分析が明確で参考になる。
  • ・あとで資料をじっくり読みたい。時間が短く感じた。
円グラフ:第一部受講者によるアンケート結果
 

2

「女子受験生の系統別指向は、年次ごとにどう変化していくか」

都内中高一貫女子校の事例

「女子受験生の進路系統決定の影響因子」「大学情報誌は、進路指導の現場でどのように使われるか」「大学による高校訪問は、進路指導の現場の教員からどのように受け止められているか」「進路指導部、女子受験生と信頼関係を築くにはどうしたらよいか」などについて、発言がありました。

コメント
  • ・具体的な事例として、非常に面白く聞くことができた。
  • ・実直な話で参考になった。
  • ・「3・4・3」が参考になった。
  • ・高校の情報が得られたのは役立った。いろいろなレベルの高校から話を聞きたい。
  • ・教育実習生の影響の大きさについて、参考になった。
  • ・6年間の時系列に沿った進路指導の内容が参考になった。
  • ・女子校の現場の話が聞けて参考になった。
  • ・卒業生の影響が大であることを、今後の活動に役立てたい。
  • ・具体的な事例が役立つ。
グラフ:第二部受講者に対するアンケート結果
 

3

「高等学校進路指導部との良好な関係づくりのための施策と戦略立案のポイント」

写真:「高等学校進路指導部との良好な関係づくりのための施策と戦略立案のポイント」風景

講師:アロー教育総合研究所 所長 西山 淳

「高等学校進路指導部がどのような組織か」「どのようなコミュニケーションが望まれるのか」「戦略的な訪問とは」などについて、具体的な手法と事例を交えて説明がありました。専門の教育哲学に社会分析を加味した講師独自の視点に下記の反響が寄せられました。

コメント
  • ・とても興味深いテーマだった。もう少しじっくり聞きたいと感じた。
  • ・高校進路室の状況がつかめた。
  • ・高校と自校のレベルがアンマッチの場合の、訪問のポイントをもっと聞きたい。
  • ・具体的な話でよかったが、さらに資料があるとよかった。
  • ・高校側の大学情報誌の設定基準、訪問時に説明すべき内容について参考になった。
  • ・ポイントが絞れていてよかった。
  • ・高校訪問の難しさを再確認させられた。本校は、工夫をこらす前に、心構えから取り組みなおさなければならない。
円グラフ:第三部受講者に対するアンケート結果
 

4

セッション「募集戦略上、女子受験生の獲得をどのように位置づけるか」

写真:セッション「募集戦略上、女子受験生の獲得をどのように位置づけるか」風景

第1部から第3部までの質疑応答が行われたあと、「そもそもなぜ女子がポイントなのか?」を整理。本日の全講師が壇上に上がり、戦略的なパラダイムについて、講師それぞれの立場から発言がありました。さらに「高校訪問を学生募集戦略に組み込むのは、予算の問題からも理想論ではないか」という問題提議のもと、各講師の持論が述べられました。参加者と講師の静かな熱気の中、セッション予定時間の30分は瞬く間に経過し、セミナーは終了しました。

コメント
  • ・とても有益だったと思う。
  • ・興味深い内容だった。もっと時間をとってもよいと思う。
  • ・女子受験生の重要性を再認識した。
  • ・第2部講師のさらにつっこんだ話がよかった。
  • ・もっと時間をとってやってほしい。
  • ・「そもそもなぜ女子がポイントなのか?」の整理が面白かった。
  • ・今後の広報展開の参考になる。
  • ・理系離れが進んでいて、中堅校以下は危機的状況。こういった点にも触れてほしかった。
  • ・時間が短すぎて残念。
 

ご参加の皆様、アンケートへのご協力ありがとうございました。

第2回のセミナーは、実施時期と内容を検討中です。内容、実施時期等ご希望がございましたら下記へお寄せください。

soken@allow-net.co.jp

講師プロフィール

西山 淳(第3部担当)

アロー教育総合研究所 所長。早稲田大学教育学部在学中より小・中・高校生の受験指導に携わる。専門の教育哲学に社会分析を加味した独自の視点から、学生募集を切り口とした大学改革論を展開する。昨年は、高校進路指導教諭・高校生・保護者を対象とした講演会等を首都圏各地で150本程度実施した。洗足学園音楽大学講師(教職科目)。

豊島継男(第1部担当)

アロー教育総合研究所 顧問。株式会社旺文社の入試情報センター次長、研数学館の教育情報部長を経て、2000年、豊島継男事務所設立。その後、アロー総研設立に伴い顧問として参加。毎年実施する『一般入試志願状況レポート』は、今年で24年目となる。そのほか、受験雑誌や週刊誌、新聞などに記事を提供、講演なども行う。

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