■大学の変貌は、大衆化による「進化」。
大学の「多様化」と「大衆化」が叫ばれ、大学進学率の上昇と共に大学そのものが変化してきました。1991年の大学設置基準の大綱化による規制緩和が、さまざまな大学の姿を生み出したといえますが、それは時代の要請と少子化社会における大学のサバイバル競争の結果ともいえます。
そもそも大学とは、学校教育法第五二条において「学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする」とされていますが、現在、この古典的な定義に合致する大学は、果たして何校存在するのでしょうか。
続きを読む "「多様化」と「大衆化」の中で、大学は変化を続けています。" »
■大学における規制緩和
今日の大学の『進化』は、1991(平成3)年の大学設置基準の大綱化に端を発します。それ以降の我が国の主な高等教育政策の流れは、段階的な規制緩和により、カリキュラム編成が各大学の自主的な裁量によって124単位の中で自由に行えることとなり、自己点検評価が求められるようになりました。教養教育と専門教育のバランスの変化や、第三者評価へと繋がる、現在の大学の姿は、左頁のさまざまな答申によって具体化しています。
そして、この結果、研究を中心とした従来の大学から、多様な大学や大学院が誕生し、学部教育に対する大学教員の意識改革も求められるようになりました。
続きを読む "なぜ大学の進化がはじまったのか?" »
今年は、お子さんが受験生なので、帰省・旅行は自粛して……、というご家族も多いと思います。しかし、親の心、子知らずで、学校や予備校の夏期講習の休みになると急にダラけた生活になって、ゴロゴロしている息子・娘にため息も出ない……、という方もいるのではないでしょうか(我が家の受験生も、ここ数日は昼まで寝てます!)。でも、7月から、かなりのペースで勉強してきているのが、受験生です。ちょうど疲れが出てくる時期なので、全く、勉強をしていないのなら、ちょっと心配ですが、ここは戦士の休息と思って見守ってあげてください。そして、休息をとりすぎた戦士は、自ら気付いて、リカヴァー目指して、フル回転で勉強に取り組むはずです。フル回転させられないのは、実は、周りの人間の不必要な一言の重圧(何せ、ひどい場合は、親だけでなく、学校の先生・塾や予備校の教師からもガンガン言われ続けるのですから……)であることが多いのです。
続きを読む "お子さんの状態は、いかがですか?" »
大学入試の本番は、1月のセンター入試から……というのは、最早、過去のことになってしまいました。大学入学者の半数以上が推薦・AO入試で合格している現状では、一般入試は、後半戦といった様相を呈しています。
確かに、学力勝負の一般入試に全力で臨んでほしいと、ボク、西山は、考えていますが、推薦・AO入試で早めに進学先を決定し、自分の将来へ向けて次の準備に取り掛かることも悪いことではありません。しかし、合格を手に入れ進学先を決めた高校生と保護者の方々にもう一度理解してほしいのは、現役受験生が最も実力を伸ばすのは、12月以降であり、現役受験生は、入試を通じて、自分の学力を押し上げていく、という事実です。
つまり、12月から2月の時期の入試へ向けての(それこそ、切羽詰った)学習が、入学後のスタート時に大きな差になっている、ということなのです。
続きを読む "推薦・AO入試合格後が、大切です。" »