「アニメ大国ニッポン」を継承する人材を育成するために、
東京都がアニメ業界を目指す人たちのための『教科書』を作ったそうな。
この『教科書』は、「日本のアニメ産業」「アニメの制作」
「作画の基礎/仕上・美術」「原画素材集」の4巻セットで、
アニメ現場で働くために最低限身につけておくべき作法をまとめた
「教則本」となっているらしい。
(初版3,000部で1セット10,290円、1月7日から東京都千代田区外神田の
東京アニメセンター内で販売予定)。
確かに、日本のアニメは海外でも高い評価を得ているけれど、
実際の制作現場では人材不足が深刻だし、
国家戦略で人材育成に取り組んでいる韓国や中国の台頭が著しくて、
業界内では今後の後継者育成が急務とされているのは、事実だ。
この『教科書』、東京都と「日本動画協会」、アニメ専門学校が連携して2年越しで
完成させたものだけれど、アニメが東京の地場産業だったんだ!?
ま、アニメ関連のプロダクションが都内に集中しているから東京都が
「地場産業」と位置づけるのも分るけど、2008年度までに『教科書』の
制作費2900万円を支出しているんだよなぁ。
アニメの世界から離れきれないボク・西山としては、
将来の日本のアニメ界にとって喜ばしいことであると思うけど、
世間は一体どうとらえるのかな?
(少なくとも、全国に200校くらいある専門学校や、最近多くなってきた
大学のマンガ関連学科出身者の多くが、プロのアニメーターとしてなぜ使えないか…
ほとんどの高校生も理解していないのが、問題なのだけど…)
宮崎アニメに熱をあげている一般大衆にもてはやされている間は、
日本のアニメの凋落は止まらないし、プロのアニメーターも出現しにくいだろうけど…
…って書くとやっぱり危険かな?
代アニ以降の業界の状況もよくないし、後継者の育成は大変だけれど、
『プロ』意識の強いアニメーター養成のために、2009年度から本格的に
東京都が取り組むみたいなので、この不景気の中、産業再生のためにも
頑張ってほしいものです。
コメント (1)
おお、アニメの話題ですか!
「EVA:破」を心待ちにしている1963年生まれです。
たしかに、大学のアニメ関連学科が多くなってますし、話題も多い。
そろそろカリキュラムの違いによる「選び方」を指南しても良いころ合いと思います。
ぜひ。お待ちしてます。
(たぶん私だけではない)
投稿者: チャイ | 2009年01月16日 11:47
日時: 2009年01月16日 11:47