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2008年11月 アーカイブ

2008年11月04日

常識

この間、前々から気にかかっていたことが、大学の講義中に、
ふっと頭に浮かんで、思わず言及してしまったのであります。
あれは、「マイブーム」がやや下火になった頃だから、
7~8年前かも知れないけれど、高校生と話していて
「それって“常識”じゃん」と言われたときのこと。
彼女の言う“常識”ってヤツが、どうしても、彼女独特の世界観に
基づくものであったことに違和感を覚えた記憶があります。
それ以降、中学生や高校生が使う“常識”って言葉に
何か敏感になった時期があって、彼らの使う言葉から、
中・高校生の世界が自分を中心とした非常に狭いものになっているだけでなく、
彼らを取り巻くあらゆるものが彼らの小さな境に収束していく感覚を
感じてしまったのであります。それで、彼らの“常識”は、
徐々に堅固な柵を固めはじめて、非常に排他的なエリアを構築し始めた……。
壁でなかったのが、せめてもの救いだったかも知れないけれど、
彼らの世界に入り込む困難さとコミュニケーションをとる上での得体の知れない
痛みを感じた訳です。
当時は、「オレも歳をとったのかなぁ?」って感じてたけど……。

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2008年11月07日

APU

今、ボク・西山は、別府の立命館アジア太平洋大学におります。
半数以上の学生が留学生で、世界80ヶ国から来ているという大学です。
エスニック料理もある学食で、ケニアのビーフシチューを食べて、
インドやナイジェリア、バングラデシュなどからの学生にAPUでの学生生活について、
いろいろ話を聞かせてもらいました。
あ、アメリカからの留学生が日本式の就職活動しているのには、
ちょっとビックリだったけど、ベンジャミン、頑張れよ~!!
学生間の垣根が低くて、ワールドワイドな学生生活が送れる
数少ない大学と感じたけど、まずは第一報。詳しくは、東京に帰った報告します。

学食で気になった、ネパールのカレーがちょっと心残り…w
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2008年11月11日

気分は、まだ大分…

APU訪問の続きです。

別府には、別府大学もあって、学生には恵まれたところなのかもしれないけれど、
APUの留学生2830人が溶け込んでいける場所であることも
スゴイことなのではないだろうか。
別府自体が多くの外国人が訪れる観光地であることも、
留学生が自然に溶け込める要素の一つだろうけれど、日本人が大好きな欧米系よりも
アジア系の学生が圧倒的に多いのだし……。

それにしても、留学生諸君のパワーってスゴイ。
半年間で日本語を話せるようになるのも、彼らの持つ
モチベーションの高さの表れかもしれない。
17歳で日本に来る決意をし、高校卒業と共にAPUにインドから来た
ハニ君の日本語は、全く問題なかったし、ナイジェリアから来たミキ君の明るさも
彼が本気で自分の世界を作っているからだと思う。
バングラデシュからきたハサン君の勉学にかける熱意も
ヒシヒシと感じとることができたよ。
名門のダッカ大学を1年で辞めて日本に来て、学びながら
母国を思うハサンに感動してしまった。
ボク・西山もかつては……ハニやハサンほどではなかったけれど、
これでもちょっとは自分の専門の世界に関して熱く語ってたんだよ。
最近の日本の学生を見ていると、確かに「熱く語る」奴はいるけど、
ちょっとどこか醒めてるように感じてしまうのは歳の所為かな?
もっと、まっすぐでも良いように思うんだけどなぁ。

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2008年11月19日

新増設学部学科

10月下旬、大分に出かける前に文部科学省から
「平成21年度開設予定大学等一覧」が発表されました。
びっくりしたのが法政大学の新設予定学部が載っていなかったことと、
文化政策・まちづくり大学院大学の判定を「不可」とする理由。

もう一つ、開設予定だった日本保健医療大学が載っていなかったけれど、
これは数日前に大学開設準備室のホームページに1年延期という記述がありました。
昨年の東都医療大学(2009年4月無事開校予定です)と同じで、
医療系の大学をゼロから立ち上げる難しさを再認識しました…。
法政大学は12月の答申で認可されると思うけれど、
最近、新設学部学科の認可に関しては、開設に関しての留意事項が
かなり細かくなっていることは、あまり知られていないのかな?
大学関係者の方々とお話させていただいていると
「『設置の趣旨・目的等が活かされるよう……』って定番ですよね」
「やっぱり、○○学系統の科目って教員不足なんでしょうか?」など、
いろいろと話題が広がります。けれども時々、「あれっ」って思ってしまうのが、
同業の情報を扱っているらしい方々の中で目を通していないのかなって方がいること。
文部科学省の文書って見ていないのかな?と意外に思ってしまいます。
ちょっと、疑問です(全ての方ではなくて、ごく一部なんだけど、気になっちゃうよなぁ~)。

今年は、さすがに高齢の教授の配置に関する記述はなかったけれど、
定員充足率が0.7未満の学科を是正するように書かれた大学・短大が
増えているのが特徴かな?
新設後3年間の報告と共に、認可に関する書類にも目を通してもらえると、
大学の様々な面が見えてくるように思えるんだけど、どうかな?
その点では「文化政策・まちづくり大学院大学」の
「不可」の理由に関しては、久々にここまで書くか!?って感じで、
文部科学省も何か許せないものがあったのか、その点が気になってしまいます。

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