今年は、お子さんが受験生なので、帰省・旅行は自粛して……、というご家族も多いと思います。しかし、親の心、子知らずで、学校や予備校の夏期講習の休みになると急にダラけた生活になって、ゴロゴロしている息子・娘にため息も出ない……、という方もいるのではないでしょうか(我が家の受験生も、ここ数日は昼まで寝てます!)。でも、7月から、かなりのペースで勉強してきているのが、受験生です。ちょうど疲れが出てくる時期なので、全く、勉強をしていないのなら、ちょっと心配ですが、ここは戦士の休息と思って見守ってあげてください。そして、休息をとりすぎた戦士は、自ら気付いて、リカヴァー目指して、フル回転で勉強に取り組むはずです。フル回転させられないのは、実は、周りの人間の不必要な一言の重圧(何せ、ひどい場合は、親だけでなく、学校の先生・塾や予備校の教師からもガンガン言われ続けるのですから……)であることが多いのです。
ボク・西山は、以前から「自分の中学・高校時代の恥ずかしい体験をきちんと話してくれない大人は信用するな」と中学生・高校生に話して来ました。自分の失敗をきちんと話して、「失敗は付き物だから、恐れるな。失敗しても、いかにリカヴァーするかが大切なんだ」と伝えていきたいものです。乳幼児や小学校の低学年なら、立派な強い人間を演じなければなりませんが、ティーンエイジャーになったのなら、社会へ出て行く準備を家庭の中から行うことで、家族の本来の絆になるはずです。教育社会学的に言えば、この点がいわゆる団塊の世代の方々が子育ての面で失敗した原因となっているといえます。ニートや引きこもり、さらには、人間本来の生物的使命である「巣作り」にきちんと向かうことの出来ない成人の親にならないためにも、お子さんの状況を的確に把握して、「彼らが今、何を求めているのか」に応えてあげてください。
ありがたいことに、8月下旬〜9月には、夏の成果を計るとした模擬試験があります。本当は、この試験で夏の成果が出ることは少ないのですが、結果を見れば、それなりの思いを抱く受験生が多いのも例年のことです。ここで、再度、エンジンをかける受験生が多くなります。お子さんを信じて、まずは、一日、見守ってあげて下さい(三日何もしてなかったら、小言の一つでも……)。