2008年12月03日

潜っていました。

ちょっと、バタバタしていてブログをサボっている内に、
大学では推薦入試の佳境に入って、
一般入試狙いの受験生諸君は、9月以降の模試の成績と
にらめっこしつつ併願作戦を練る時期になってしまいました。
やっと下火になったようですが、一時、
大学の資産運用の記事で盛り上がってましたけど、
どうも次の報道が出ないところを見ると……
マスコミのネタ探しの犠牲になっただけなのかな?
あんまり話題に上がっていなかったけれど、2007年度つまり
2008年3月の時点で、多くの大学で資産運用の損失が出ていたのは、
大学ウォッチャーなら当然知っていたわけです。
ボク・西山も友人たちと
「やっぱ、○○大の損失が200億超えてるってのは、
経済界と関係が……」とか
「△△大は、ミッション系なのに、
このご時勢で5億の利益上げているって、やっぱり神のご加護……」
なんて冗談混じりに話していた訳です。

今回は、駒澤大学の損失額と共に不動産を担保に
100億を越える融資話がついたから大きく取り上げられた訳で、
多くの大学では、一般の企業や公共機関同様、
資産運用しているのが当たり前の状況。
東大が800億、早慶が共に1000億の規模で運用資産を運用していて、
その利益を大学運営に活用してきたのに……、
そういう事実に対しては、何にも言わないってのは、
ちょっと片手落ちの感じがするんだよなぁ。

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2008年11月19日

新増設学部学科

10月下旬、大分に出かける前に文部科学省から
「平成21年度開設予定大学等一覧」が発表されました。
びっくりしたのが法政大学の新設予定学部が載っていなかったことと、
文化政策・まちづくり大学院大学の判定を「不可」とする理由。

もう一つ、開設予定だった日本保健医療大学が載っていなかったけれど、
これは数日前に大学開設準備室のホームページに1年延期という記述がありました。
昨年の東都医療大学(2009年4月無事開校予定です)と同じで、
医療系の大学をゼロから立ち上げる難しさを再認識しました…。
法政大学は12月の答申で認可されると思うけれど、
最近、新設学部学科の認可に関しては、開設に関しての留意事項が
かなり細かくなっていることは、あまり知られていないのかな?
大学関係者の方々とお話させていただいていると
「『設置の趣旨・目的等が活かされるよう……』って定番ですよね」
「やっぱり、○○学系統の科目って教員不足なんでしょうか?」など、
いろいろと話題が広がります。けれども時々、「あれっ」って思ってしまうのが、
同業の情報を扱っているらしい方々の中で目を通していないのかなって方がいること。
文部科学省の文書って見ていないのかな?と意外に思ってしまいます。
ちょっと、疑問です(全ての方ではなくて、ごく一部なんだけど、気になっちゃうよなぁ~)。

今年は、さすがに高齢の教授の配置に関する記述はなかったけれど、
定員充足率が0.7未満の学科を是正するように書かれた大学・短大が
増えているのが特徴かな?
新設後3年間の報告と共に、認可に関する書類にも目を通してもらえると、
大学の様々な面が見えてくるように思えるんだけど、どうかな?
その点では「文化政策・まちづくり大学院大学」の
「不可」の理由に関しては、久々にここまで書くか!?って感じで、
文部科学省も何か許せないものがあったのか、その点が気になってしまいます。

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2008年11月11日

気分は、まだ大分…

APU訪問の続きです。

別府には、別府大学もあって、学生には恵まれたところなのかもしれないけれど、
APUの留学生2830人が溶け込んでいける場所であることも
スゴイことなのではないだろうか。
別府自体が多くの外国人が訪れる観光地であることも、
留学生が自然に溶け込める要素の一つだろうけれど、日本人が大好きな欧米系よりも
アジア系の学生が圧倒的に多いのだし……。

それにしても、留学生諸君のパワーってスゴイ。
半年間で日本語を話せるようになるのも、彼らの持つ
モチベーションの高さの表れかもしれない。
17歳で日本に来る決意をし、高校卒業と共にAPUにインドから来た
ハニ君の日本語は、全く問題なかったし、ナイジェリアから来たミキ君の明るさも
彼が本気で自分の世界を作っているからだと思う。
バングラデシュからきたハサン君の勉学にかける熱意も
ヒシヒシと感じとることができたよ。
名門のダッカ大学を1年で辞めて日本に来て、学びながら
母国を思うハサンに感動してしまった。
ボク・西山もかつては……ハニやハサンほどではなかったけれど、
これでもちょっとは自分の専門の世界に関して熱く語ってたんだよ。
最近の日本の学生を見ていると、確かに「熱く語る」奴はいるけど、
ちょっとどこか醒めてるように感じてしまうのは歳の所為かな?
もっと、まっすぐでも良いように思うんだけどなぁ。

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2008年11月07日

APU

今、ボク・西山は、別府の立命館アジア太平洋大学におります。
半数以上の学生が留学生で、世界80ヶ国から来ているという大学です。
エスニック料理もある学食で、ケニアのビーフシチューを食べて、
インドやナイジェリア、バングラデシュなどからの学生にAPUでの学生生活について、
いろいろ話を聞かせてもらいました。
あ、アメリカからの留学生が日本式の就職活動しているのには、
ちょっとビックリだったけど、ベンジャミン、頑張れよ~!!
学生間の垣根が低くて、ワールドワイドな学生生活が送れる
数少ない大学と感じたけど、まずは第一報。詳しくは、東京に帰った報告します。

学食で気になった、ネパールのカレーがちょっと心残り…w
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2008年11月04日

常識

この間、前々から気にかかっていたことが、大学の講義中に、
ふっと頭に浮かんで、思わず言及してしまったのであります。
あれは、「マイブーム」がやや下火になった頃だから、
7~8年前かも知れないけれど、高校生と話していて
「それって“常識”じゃん」と言われたときのこと。
彼女の言う“常識”ってヤツが、どうしても、彼女独特の世界観に
基づくものであったことに違和感を覚えた記憶があります。
それ以降、中学生や高校生が使う“常識”って言葉に
何か敏感になった時期があって、彼らの使う言葉から、
中・高校生の世界が自分を中心とした非常に狭いものになっているだけでなく、
彼らを取り巻くあらゆるものが彼らの小さな境に収束していく感覚を
感じてしまったのであります。それで、彼らの“常識”は、
徐々に堅固な柵を固めはじめて、非常に排他的なエリアを構築し始めた……。
壁でなかったのが、せめてもの救いだったかも知れないけれど、
彼らの世界に入り込む困難さとコミュニケーションをとる上での得体の知れない
痛みを感じた訳です。
当時は、「オレも歳をとったのかなぁ?」って感じてたけど……。

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2008年10月24日

野菜炒め

最近、保護者会の講演でネタにしようとしていることがあります。
「生きる力」の育成が、昨今の教育における様々な場面で話題に
されているけれど、「生きる力」って何なのかな?
キャリア教育に関わっていながら、こんなことを疑問に思っては
いけないのかもしれないのだけれど、なんだか定義があいまいだし、
個々人の受け取り方にものスゴイ温度差があるんだよなぁ。
「人間の社会化」が教育の本質なら「生きる力」ってのは、
「人間の社会化」を支える基礎力なんだろうから、
どこでその芽が形成されるのはおそらく家庭なはず……。
でも、現代の教育における問題点として、家庭や地域の教育力の低下があって、
本来、学校外で形成されるべき人間としての基礎力自体、
不十分な状態で子どもが学校に入学してくる現実に、
本来負うべき学校の機能が圧迫されて……
おっと、話のベクトルが、大学での講義に向いてきちゃった!
(でも、こっそりブログ読んでるS音大のカワイイ君!
こんなのいつもの講義の序の口だよね。
レポート22日までなので、さっさと仕上げなさい!)

で、何をネタにしたいかと言うと

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2008年10月21日

一応、これでも…

10月7日に、お世話になっている埼玉県立杉戸高等学校の関根校長から
お誘いをいただき、「授業フェア(学力向上発表会)」に参加させていただきました。
当日の詳しい内容は、関根校長の全国高等学校校長会での発表やマスコミ報道を
参照してもらいたいのですが、杉戸高校の先生方の公開授業と県内の
県立高校から招かれた現職の先生方の公開授業は、
非常に興味深く見学させていただきました。
やっぱり、皆さん、授業うまいですよ。それぞれの先生方の授業に対する
熱意が伝わってきて、久々に教えることの楽しさに触れた気がしました。
正直なところ、久々に「倫理」の授業やりたくなっちゃいました。
デカルトあたりやりたいよなぁ~って得意な所をあげるあたりが
いやらしいけど…(苦笑)。
「わかる授業」の展開って、教師の永遠のテーマに思えるけど、
確かに僕自身、授業・講義をしても、自己満足を越えた
充実感を感じられる授業なんて年に1回あるかどうかだし、
常にフラストレーション感じながら、それでも生徒や学生にその授業内容を確実に
残していく行為って、正直授業が好きでなければ出来ないのかも知れないなぁ。

埼玉県立総合教育センター藤井所長、秀明大学教育研究所大谷教授、
教科教育学に関しては専門外のボク・西山が体験的に感じ興味を抱いている
「授業における教師の視線と生徒の表情」という拙い話にお付き合いいただいて
ありがとうございました。
これからも、デキる教師の育成に微力ながら関わっていけるように、
ボク自身の実力を養っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
あ、大学情報を中心とする活動してますけれど、ボク・西山は、
一応教育学の研究者としての活動もしてますので
お忘れなく(というより、ご安心ください)。

2008年10月15日

こっそりとですが、ちゃんと活動してます。

10月が高校での保護者会と進路ガイダンスが集中する時期で、
ボク・西山も今月の土曜日は、保護者会3連荘の上、
14~18日は連日高校で講演を行っています。
ご指名いただける内が『華』ということで、最近歳の所為か
「ちょっと、論評にキレが…」とご心配いただくこともありますが
あの「マシンガントークと吉本仕込のスライディングギャグ(?)」は健在であります。
ま、目の前に高校生や受験生を置いてしまうと完全にのめり込んで
「熱~いニシヤマworld」が展開されてしまうらしいのですが……
(A大学の大沢サン・寺尾サン、お互い熱く語れなければ、
受験生や学生の中に入っていけませんよね。おんなじ匂いのする人との時間は、
とても楽しいものです。久しぶりに、語りあいましょう!
あまりにもプライベートな挟み込みでスミマセン…!)。

それと10月24日14:30~芝浦工業大学豊洲キャンパスで、
新学部学科の説明会が開催されますが、ボク・西山が、ちょっとだけ出ます。
いろいろ訳ありで…といったら、ミステリアスかなぁ……!

2008年10月14日

遅ればせながら

10月2日にベルサール神保町で開催いたしました
『第3回アロー教育総合研究所セミナー』は、前回を上回る
大学教職員の皆様のご参加をいただき、無事終了することが出来ました。
大学進学率上昇に伴う受験層の変化にどのように対処していくか?
学生募集・学生育成に関する学内の問題点の整理に
お役立ていただければ幸いです。
各大学における解決策は、個々の大学のスタンスによって
変化してくるものと考えています。
画一的な策ではなく、大学の個性に沿った独創的な解決策が
様々に展開されることを期待しています。

当日、お寄せいただいた貴重なご意見・ご感想を参考に、
次回以降のセミナーもより充実した内容でお届けしたいと思っております。
ご多忙の折、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

2008年10月06日

もう少しロースクール話

平成20年度新司法試験結果についてもう少し書きます。

法科大学院の定員と合格者数の関係を考えてみると、
定員の倍率が司法試験該当受験年度の合格者数の2倍以上になっていることは
よく知られています。
2008年度の入学者も既習2,066人、未修3,331人の合計5,397人(総定員5785人)
であり、とても当初目的の7割が合格できるとは思えない。
合格率は低下しており、2008年度は33.0%にまで落ち込んでいる現状。
毎年不合格者は増大し、受験者数が増加する仕組みだから、合格率が安定するには
もう少し時間がかかるはず。データ的に言えば、2008年の結果では
「受験者の内、短答式試験の合格に必要な成績を得た者」の割合の平均が74.3%、
「短答式試験の合格に必要な成績を得た者の内、最終合格者」となったのは、
平均で44.2%。受験者に占める合格率のトップは、一橋大学の61.4%、
2位の慶應義塾大学は56.5%、3位中央大学が55.7%、
4位は僅差で東京大学をかわした神戸大学の54.7%……とデータは語るのですが、
ボクの興味は、4月時点で出願済みの受験予定者数が7710人いたのに、
実際の途中退出を含む受験者数は、6,261人と1,449人減ってしまったこと。
法科大学院修了後5年間に3回までしか受験資格がないため、
今回は……というケースもあっただろうけど、今後法科大学院卒の
司法試験断念組の人々の将来はどうなるのかなぁ?
ちなみに、合格者数上位15大学の受験予定者に占める合格者の割合は、次のようになります。


画像の確認


合格者は少なくても、意外に合格者の占める率が高いのは
千葉大学法科大学院(34名、45..96%)、愛知大学法科大学院(16名、38.10%)、
大阪市立大学法科大学院(33名、32.35%)、広島大学法科大学院(19名、31.13%)
などなどです。

西山淳プロフィール

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大学在学中から小・中・高校生を対象とした受験指導に携わるかたわら、中学・高校・大学情報を発信。専門の教育哲学に社会分析を加味した独自の視点による大学論・教育論を展開。首都圏各地の高校で講演を多数実施するほか各大学のオープンキャンパスに講師として招かれ、受験指導講座も行う。

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タンク on 常識: 浅薄な相対主義が横行
タンク on 野菜炒め: 甥などを見ていると確
チャイ on 常識: 毎回読ませていただい
森塚さとり on ギフレンジャーは、いずこへ……: はじめまして。 「

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