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Web・CGに興味がある

Webデザイナー・
CGクリエイターになりたい。

Web・CGに興味がある

■ どんな世界?
 Web(ウェブ)とは、インターネット上で提供される情報システム、www(World Wide Web)のこと。
 Webページの内容は、HTML(Hyper Text Markup Language)というコンピュータ言語によって記述されるが、クリック1つで他のページに瞬時に移動する「ハイパーリンク」のつながり方が「クモの巣」のようなのでWebと付けられた。Webのデザインは、このHTMLなどの言語を使ってWebサイトやWebページをデザインすることだ。
 インターネットの利用は、Webの流行、接続料金の低下、回線のブロードバンド化によって、2001年頃から爆発的に普及し、携帯電話でも接続できるようになった。  日本のインターネット利用者は、約8000万人いるといわれ、高校生の約4分の3、中学生の約3分の2が利用している。
 最初は情報入手が主だったのが、ショッピングやインターネットバンキングなど、新たなサービスが次々に生まれている。また、かつては文字・画像を表示するだけだったのが、いまや動画や音楽を視聴したり、ダウンロードして楽しむのも当たり前になっている。

 一方でコンピュータウィルスの感染、不正アクセス等による情報流出、ブログや掲示板の荒らし・炎上など、さまざまな問題も生まれている。

 CG(コンピュータ・グラフィックス)とは、コンピュータを利用して画像を作ること、あるいはそうして作られた画像のこと。画家がキャンバスに描くように、クリエイターがコンピュータのモニターに描くのがCGだ。CGには二次元の表現(2DCG)と三次元の表現(3DCG)がある。

 全編がCGで作られた映画が何本も公開されているのは、今や珍しいことではない。あらゆる画像・映像制作に使われる一般的な方法として定着していると言えるだろう。

■今後の展開は?
 Webの世界は、HTMLの知識がないと情報の発信ができなかったのが、ブログサービスを利用すればワープロ感覚で簡単にできるようになった。
 これによって、情報の送り手と受け手が固定され、送り手から受け手への一方的な流れから、送り手と受け手が流動化し、誰もがWebを通して情報を発信できるように変化した。ブログ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)、BBS(掲示板)などのWebにおける“口コミ”を、広告やマーケティングに活用する動きも盛んになっている。
 CGの世界も、技術革新が目覚しい。画面の合成や加工が簡単にできるようになり、時間をかけて専門的な知識や技術を習得しなくても、誰もが自分の発想を自由に表現することが可能になってきた。
 Web・CGは、以前はプログラミングの知識が必要なことから、理系の勉強を積まなければ入れない世界だと思われていた。しかし、いまではそうした知識・技術がなくても使えるツールやソフトが開発され、理系だからと敬遠していた人たちの才能や発想を生かせるようになった。それは同時に、文系・理系を問わずに才能のある多くの人たちが活躍できることを意味し、技術力はもちろんのこと、優れたコンテンツ(創作物)を生み出す創造力もポイントになる。

■ どんな仕事?
 企業にとってのWebサイトは、いろいろな側面を持っている。広報・広告メディア、企業間の電子商取引、ネットショップや問い合わせ対応など消費者と直接結び付いている窓口としても大きな意味を持っている。
 利用者も多様化し、特に障害者には大事なツールになっている。そのため、単なるデザイン的な美しさだけでなく、使い勝手のよさや利用しやすさ(音声ブラウザ対応等)などの高品質が求められる。サイトの制作・運営は情報デザインの専門家であるWebデザイナーやCGクリエイターによってなされるが、一般企業の情報システム部門や広報部門に所属する、制作会社等に就職して専門知識を活かしてデザイナーやクリエイターとして業務に従事する、フリーランスで企業と契約を結ぶなど、さまざまな形で活躍している。

■ どう学ぶ?
 この分野の資格はほとんどが民間資格だが、「ウェブデザイン技能検定」はWeb業界初の国家検定だ。職業能力開発促進法に基づき、国がWebデザイナーの技能を公証し、地位の向上を図ることを目的にしている。試験は1・2・3級があり、いずれも実技と学科試験が課される。まず受験資格に条件のない3級の合格をめざしたいところだが、ネットワークの概要から、それを支えるさまざまな技術、最新動向と事例、知的財産権などの法務関連、さらにはページの具体的なデザインスキル、管理・更新等々、実に幅広い知識と技術が問われる。ブログを更新した経験程度ではまったく歯が立たないだろう。ちなみに3級の合格率(平成19年度)は54%と発表されている。Web関連のデザイナーやプランナー、プログラマー、ディレクターの他、企業の広告・広報担当者やWeb作成・運用などの関連技術に関わる指導者をめざすなら覚えておきたい資格だ。
 進学先としては、Webデザイナーをめざすのならば情報系の学部・学科、CGクリエイターが志望ならばCGを学べる芸術系の学部・学科がまず選択肢として挙げられる。
 「メディア」という言葉をキーワードに学部・学科を探し、デザイナーやクリエイターの養成に力を入れている大学を選ぶのも1つの方法だ。WebやCGの技術面、セキュリティ対策等に興味があれば、情報系やメディア系の学部・学科に加えて、通信工学系・電子工学系・画像工学系などの学科を調べてほしい。

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