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自動車に興味がある

レーシングカーや、究極のエコカーを開発したい。

自動車に興味がある

■ どんな状況?
 2009年6月、世界最大の自動車メーカーGM(ゼネラルモーターズ)が破綻した。日本でも自動車メーカーの減産が相次ぎ、派遣切り、関連メーカーの倒産など、大きな社会問題になっている。自動車産業はそれだけ裾野が広い産業であり、景気を左右する基幹産業であることを改めて証明したとも言える。日米とも、自動車産業の復興に経済の浮沈がかかっていることが理解できれば、「プリウスのリコール問題」が政治的な意味を多少なりとも含んでいることが理解できるだろう。無論、ブレーキにわずかでも欠陥があってはならないが、日本で一番売れている自動車、プリウスを叩くことは相対的に自国の自動車産業を助けることにもなるのだ。
 プリウスなどのエコカーが売れている理由は改めて説明する必要もないかと思うが、環境・エネルギー問題への対応は今後の自動車産業の最大のキーワードであることは論を待たない。先行しているハイブリッドカーに加え、電気自動車も発売になった。どちらもまだまだランナップ不足で、充電インフラなど周辺課題も山積みだが、実用化されたという意味は大きい。

■ 何を学ぶ?
 自動車技術のベースになるのは機械工学。その学問分野は、力学、熱力学、機械力学、流体力学、材料力学、制御工学の6つの力学を基礎としている。
 機械の基本的なメカニズムから設計・製図・検査・品質管理までを網羅し、人間にとって有用な新しい機械・装置の研究・開発までを行う幅広い学問でもある。
 その上で、実際に自動車の開発や設計に関わってくるのは、精度と安全に関わる「材料」、自動車の運動性能に関わる「運動・制御」、自動車に必要なすべてのエネルギーを供給するための「熱力学」、工作機械を設計・開発する「加工」、そして「流体力学」の5領域だった。
 これに加え、ハイブリッドカー、電気自動車が主流になってきた現在は「電気」「電子」も必須の分野となっている。実際、自動車整備士の資格があっても、電気自動車はもちろんハイブリッドカーの点検整備はできない。国が定める低電圧講習を修了しないといけないことになっている。
 こうした新しい自動車の開発にはソフトウェア工学も必要だ。プリウスのブレーキ改修がシステム調整で済んでしまう様子を報道で見た人は、自動車整備にソフトウェアが大きく関わっていることを実感できただろう。

■ どう選ぶ?

 機械工学系が基本。自動車工学、交通機械工学など、特化した学科もある。卒業時に、自動車整備士1〜2級の受験資格を得られ、実技試験を免除される場合もある。

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