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映画制作に興味がある

映画で何かを表現したい。

映画制作に興味がある

■ どんな世界?
 アバターのヒットが、史上最高の映画興業収入になることが確実視されるなど社会現象になっている。これは、「ついに登場した3D映画の大本命」という側面に由来するが、総じて映画の興行収入は好調だ。
 2009年は前年比5.7%増の2060億円。この不況にもかかわらず、映画館に足を運ぶ人が増えているというのは注目に値する。邦画にもヒット作は多く、テレビドラマ、アニメの劇場版以外にも、意欲作が多く、高い評価を受けている作品も少なくない。
 日本の映画文化がさらに発展するためには、熱い情熱を持って映画づくりに挑戦する映画人の育成が大切だ。

 総合芸術である映画の制作に携わる人材は実に多様だ。プロデューサーは、制作費を調達し、スタッフや俳優を集め、興行を成功させるのが仕事。制作現場の指揮をとるのは映画監督。その監督の意に従って演技をする俳優たち。彼らのセリフは、脚本家によって練り上げられる。制作担当者やその助手は、ロケ現場の手配やスタッフやキャストの調整からロケバスの手配まで、現場の具体的な動きを進行管理する。撮影、照明、録音を担当する技師たちには、経験と高度な技術が求められる。

 このほかにも音楽、美術、大道具、小道具、衣装、ヘアメイク、スクリプター(記録)など、さまざまな技術と経験を持ったスタッフが、映画づくりには欠かせない。

 映画制作を担うのは、映画制作会社、独立系プロダクション、アニメスタジオなど。最近はテレビ局などメディア関連企業も映画制作に進出してきた。

 こうした映画制作の多様化の中で、映画界に異色の監督を登用するなど、新しい流れができつつある。一時は大きく衰退した日本映画界だが、映画づくりを志す若者にも良い方向性がみえてきた。

■ どう学ぶ?
 新たな潮流も受けて、映画に夢を託す若者も増えてきた。映画制作に関わる学びは、従来その役割を専門学校が担う部分が多かったが、近年、大学でも映画や映像に関連する学科が徐々に増えている。
 映画学科では映像表現の基礎知識を習得し、監督、脚本、撮影・録音などのコースに分かれて専門分野を研究することになる。映像関連の学科ではテレビやCG、あるいはドラマ、アニメーションなどについて、作品形式や内容に分かれて理論と技術を学ぶケースが多い。
 映画制作への道は他にもある。例えば映画研究会などのサークルに所属して、作品づくりをする道もある。なるべく多くの作品に接し、社会に対する問題意識を持ち、美に対する鋭い感性や、人間・社会に対する深い洞察力を学生時代に養っておくことが大切だ。

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