●どんな世界?
多くの飲食店の中でも、もっとも競争が激しいといわれるのがラーメン店。1990年代に起きたラーメンブームがいまだ続いている上に、ラーメン店には独自の味がつくりやすい、小さな店で営業できるため開店資金が比較的少なくて済むという特徴がある。
ラーメン店志願者の数は増え続け、競争は激しくなる一方だ。しかしこの競争を潜り抜け、有名店となった証には絶えることのない行列、テレビや雑誌からの取材など、数多くの賞賛を手にできる。まさに戦場のような世界だが、成功で勝ち得るものもまた多いのである。
■ どうやってなる?
店主のほとんどが有名店で修行した後、自分の店を開いている。調理から接客、計数管理、従業員管理などを学び、晴れて独立という形だ。
また近年増えているのが、独学でラーメンづくりを覚えて店を開くというスタイル。他の店にはないオリジナリティの高いラーメンで、一気に有名店となったケースもある。何はともあれ、ラーメン店に第一に求められるのは「おいしいラーメン」以外にない。まずは日々の研究を積み重ね、おいしさを追い求めることが先決だ。
■ どう選ぶ?
有名店のラーメンはおいしいが、ラーメンがおいしければ有名店になれるわけではない。
おいしい店が増えたいま、有名店になるには、味へのあくなき探究心と、それを実現する技術は当然として人気の傾向を察知するためのマーケティング力と、お客の口コミやメディアを活用するための情報コミュニケーション力が必須だといえる。なお、最近ではアメリカで日本の有名ラーメン店がブームとなっている。英語を学び海外に飛び出すのもまた、有名店への道かもしれない。
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