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新素材・マテリアルに興味がある

高い機能をもった材料を開発して、世の中に貢献したい。

新素材・マテリアルに興味がある

■ どんな学問?
 アルミニウム合金やセラミックス素材、半導体など、新しい素材(マテリアル)が登場するたびに、産業は大きく発展し、私たちの生活に多大な恩恵をもたらしてきた。近年は、土壌に廃棄された後に土に還るプラスチックなど、環境への負荷のより少ない材料(エコ・マテリアル)も注目を集めている。このように、有用な技術や産業を促進するために、物質の持つ多様な性質を研究して未知の構造や機能を探ったり、新たな製法や鋳造・加工の技術を創りだして、これまでにない性質や機能を持った素材・材料を開発していく学問が「材料工学」だ。材料工学は、工学のなかでもコアとなる分野のひとつといえる。なぜなら、工学の諸分野は、材料の選択が出発点になるからだ。

 また、新素材の開発過程では、機械的、電気的、化学的な各種の処理や反応を用いる。そのため、電気/電子工学や機械工学・応用化学などの工学系の学問分野や、物理学など理学系の学問分野と密接な関わりを持つ横断的な学問でもある。最近では、地球環境問題の解決においても、大きな役割を果たすことが期待されており、低公害・無公害のクリーンな鋳造・加工技術の開発、軽量化・省資源化の促進、リサイクルへの応用など、多くの領域で研究が進められている。

■ 何を学ぶ?
 材料工学は、対象とする材料の種類によって、金属材料工学・無機材料工学・有機材料工学の3分野に大別される。
 金属材料工学では、金属材料・鉄鋼材料をはじめ、非鉄金属材料や複合材料などを扱い、金属の物質的・化学的な性質を探り、精錬・加工の技術を研究する。無機材料工学では、各種のセラミックスの合成・構造解析・物性評価などの基礎を学び、無機材料の合成・性質・応用などの研究を行う。有機材料工学では、炭素を主成分として酸素・水素・窒素などで構成されている材料、つまり有機材料を扱う。
 なお最近では、有機材料と無機材料を組み合わせた「ハイブリッド材料」の研究も進んでおり、分野を超えた新しい技術領域の研究も盛んに行われている。

■ どう選ぶ?
 3種類の材料をトータルに学びたければ、「材料」や「マテリアル」を冠する学科などを選択することになる。基礎研究にしっかり取り組みたいなら、「物理」「化学」の学科も選択肢の1つになることを覚えておこう。特に関心や興味のある分野や領域があるなら、そうした分野・領域に重点を置く学科を選ぶことも考えられる。例えば電子材料に興味があれば電子工学系の学科、ナノマテリアルに関心があればナノテクに力を入れている学科といった具合だ。研究室の具体的な研究テーマや研究成果などを参考に選びたい。

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