携帯電話をさらに進化させたい。

■ どんな世界?
携帯電話が「携帯」できる「電話」の枠を大きくはみ出すようになってから久しい。電子メールやインターネットが使えるのは当然として、デジカメ、ゲーム、音楽・動画、ワンセグ、電子マネー、GPS……と機能は満載。さらに近年は、キーボードを備えていたり、パソコンのOS・ソフトウェアとの親和性が増した「スマートフォン」も脚光を浴びている。
現在の携帯電話の大半は第三世代(3G/3.5G)と呼ばれるが、第四世代(4G)の足音も聞こえ始めている。とかく料金プランやサービス、キャリアの話題になりがちだが、ハード・ソフトともに最新技術が投入される携帯電話は研究対象としても非常に魅力的だ。
■ 将来は?
総合情報端末としての携帯電話は、より高速な通信インフラ、よりパワフルなCPU、より高機能なソフトウェア、より長持ちするバッテリー、より高品質なディスプレイ、より消費者ニーズにアピールするデザインを求めて進化を続けている(言うまでもないがコストパフォーマンスも)。その一方で、増加を続ける開発コストによって撤退を選択したメーカーがあることも忘れてはならない。あくまでも筆者の個人的な考察だが、米Googleによるオープンな開発環境(ソフトウェア開発コストの圧縮につながる)であるAndroidの動向に注目したい。
■ どう学ぶ?
携帯電話の技術的な研究開発をめざすなら、通信工学や情報通信工学などに関連した研究室が 携帯電話の技術的な研究開発をめざすなら、通信工学や情報通信工学などに関連した研究室がベスト。無線技術やデジタル情報の扱い方を専門的に学べるからだ。
また、携帯電話に搭載されるソフトやアプリケーションの開発に携わりたいなら、情報工学系のプログラムやコンテンツ作りに関連した学科を調べてみよう。アイデアによっては、持ち歩きながら使えるアプリケーションや便利機能に関する未開発分野を開拓できるかもしれない。自分の興味がどちらに近いかで、ハードよりかソフトよりかを選ぶようにしたい。
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