新たな知の枠組みを作り出す世界について知りたい。

■ どんな世界?
全世界規模で網のように張り巡らされ、地球上で10億人以上が利用する極めて大規模なネットワークが「インターネット」だ。日本においても5000万人以上が日常的に利用し、もはや生活の一部として便利で快適な暮らしに「なくてはならないもの」として根付いている。
そのサービスも多様化を極め、電子メールによるコミュニケーションや検索エンジンを使った情報取得はもちろん、ニュースサイトでの時事情報チェック、ショッピングサイトを使った買い物、電車や飛行機、映画などのチケット手配などもすべてインターネットでOK。また動画配信サービスでは映画やプロモーションビデオなどを愉しむことができ、ブログを使えば情報発信だって行える。
その結果、人々は20世紀とは比較にならないほど豊富で新鮮な情報に触れられるようになり、生活における利便性が大きく向上。また前述したインターネットサービスを創出・進化させるためのエンジニアやクリエイターなど、新たな雇用を生み出す土壌ともなっている。
■ どう学ぶか?
自分がめざすべき最適な道を見つけるには、インターネットを次の3つの領域に区分して考えてみるといい。
まずはサーバー等の通信機器やネットワークインフラなどの「ハードウェア領域」。次がインターネットが動作するしくみ——すなわちシステム面をはじめとする「システム領域」。そして最後がインターネットサービスやコンテンツそのものをクリエイトする「クリエイティブ領域」だ。
「ハードウェア領域」に興味があるのなら情報工学、電気/電子工学などの電子工学系学科で学ぶのが最適だ。「システム領域」ならITに関する情報系学科全般が有力な選択肢となる。加えて、この領域はセキュリティ面においても大きく需要が高まっていることも付け加えておきたい。「クリエイティブ領域」ならメディア系やデザイン学科がオススメ。またネットワーク社会自体に関心があるなら、環境情報(情報環境)などに関する学部・学科も選択肢に入ってくるほか、社会学などの社会科学を視野に入れてもいいだろう。いずれにせよ、インターネットを学ぶには技術面だけでなく、文系や芸術面からのアプローチも含めて検討すべきであろう。
■ 資格は?
インターネットの技術面に関しては、「情報処理技術者試験」が有名だ。「テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験」「ソフトウェア開発技術者試験」などの区分がある。これらは国家試験であり、就職の際にも評価される。インターネットの専門家をめざす人は、あらかじめチェックしておくことが望ましい。
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