■ どんな学問?
コンピュータの複雑な動作を可能にしているのが、コンピュータプログラムであり、そのプログラムを記述する言語が、プログラミング言語と呼ばれる人工言語である。多くの場合、コンピュータ言語とはプログラミング言語のことを意味している。
コンピュータ言語には、「低級言語」と「高級言語」がある。低級言語は機械に直接命令を下すための言語で、完成したプログラムは他のハードウェアでは読み込めない。一方、高級言語は人間の言葉に近い言葉で記述し、さまざまなハードウェアに対応したプログラムを生成することができる。プログラム言語で有名なものは、ほとんどが高級言語と計算の手続を合体させたもので、C、Pascal、Fortranなどがこれにあたる。
■ 最新事情は?
インターネットの普及に伴い、コンピュータ言語も多様化している。たとえばCGIは、Webサーバ上でインタラクティブなシステム(掲示板やブログなど)を構築するためのプログラムで、Perl、Ruby、Pythonといったプログラム言語で記述されている。コンピュータのOSを選ばず、ネットワーク上での運用が容易なプログラム言語であるJavaは、これからプログラマをめざす人には必須と言われている。
■ どう選ぶ?
教養科目としてプログラミング言語を開講している大学も多いが、将来、システムエンジニアやシステム開発者をめざすのなら、電子・電気・情報系、あるいは情報システム系の学科を選びたい。すべてのプログラム言語を学ぶことは不可能に近いが、一つの言語を理解できるようになると、次の言語のハードルは低い。まずは、いま主流になっている言語が、カリキュラム上でどう扱われているかを調べることから学科選びを始めよう。