ドイツ語圏の人々と交流したい。

■ 何を学ぶ?
ドイツは、経済的にも政治的にもEUの中心的存在というのは、ちょっと贔屓目にすぎるだろうか。
「ドイツの文化」でイメージするのは、音楽家のベートーベンやゲーテやカントといった文学者や思想家のビッグネームだろう。ベンツやライカ、といった品質を誇るドイツ製工業製品やビールやソーセージといった食文化を思い浮かべる人もいるはずだ。
このようなドイツ文化を学ぶには、外国語学部のドイツ語学科や文学部のドイツ文学科という選択をするのが普通だ。ドイツ語学科ではドイツ語の学習を通してドイツの文化を知ることができ、ドイツ文学科では作品研究や人物研究を通してドイツ文化への理解を深めることができる。
ドイツの思想を重点的に学びたい人にはドイツ哲学が専攻できる哲学科も選択肢の1つだ。
ドイツの芸術や音楽の歴史を学びたいという人は西洋美術史などが学べる美学美術学科も視野に入れておきたいところだ。
また、卒業後は大学院に進学する、あるいは留学して文学や美術といったドイツ文化を本格的に研究したい、という目的をもった人はドイツ語力を身につけることが重要になってくるだろう。ドイツ語の能力をためす「独検」受験をサポートしているか、留学制度があり生きたドイツ語を学ぶことができるか、ということも学部・学科選びのポイントになる。
■ どう選ぶ?
将来、ドイツ語を活かして、ドイツ語教師や通訳、旅行会社や国際的な企業で働きたいと考えているならば、やはりドイツ語学科を選ぶのがよいだろう。
ドイツ語学科では、ドイツ語のカリキュラムだけでなく、ドイツ文化についての授業を充実させているところが多く、現在のドイツの社会や文化についての知識も十分に深めることができる。また、これらの学科は外国語学部のほか、文学部に設置している大学も多い。