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リベラルアーツに興味がある

幅広い学問を学び、自由人としての教養を身につける。

リベラルアーツに興味がある

■ リベラルアーツって何?
 日本にもリベラルアーツを名乗る教育、大学、学部・学科がかなり存在するが、大学によって指し示す意味が微妙に違っている。リベラルアーツ=教養と説明している大学、幅広い学問を対象とするのがリベラルアーツだとしている大学もある。リベラルアーツを学ぶ学部・学科を設けている大学もあれば、リベラルアーツを学ぶために学部学科を分けていない例もある。確かに教養学部的な意味合いはあるが、少なくとも雑学的な教養ではないので間違えないでいただきたい。博学、物知りになるための教養ではないのだ。リベラルアーツは、元々は神学や政治のリーダーを養成するものであり、現在も「リーダー養成のための教養学」と言えば最大公約数的な解答となろう。
 リベラルアーツ・カレッジの原点はアメリカにある。その教育の目的は、聖職者、教育者、法律家や政治家など社会の「リーダー」を育てることにあった。リーダーには的確な判断力が必要なため、狭い学問の範囲を超えた広い視野・見識を身につけることが重視されたのだ。この考え方は現在のリベラルアーツ・カレッジでも基礎になっている。狭義の専門に捕らわれず、広い視野を持った人材を育てるリベラルアーツ教育。専門家であっても専門以外の広い視野を持った人材を育てる教育という言い方もできる。

■ どう学ぶ?
 戦前の旧制高等学校、戦後すぐの4年制大学では、リベラルアーツは単なる一般教養とされ、専門教育に比べ低く見られる傾向にあった。だが現在、「社会人としての教養」「人間力」などの観点から、全人教育としてのリベラルアーツの重要性が見直されている。価値観が多面的な時代にあって、リベラルアーツにスポットがあたっているのは需要があってのことなのだ。
 リベラルアーツを学ぼうとする者の姿勢として大切なのは、なぜ、自分にとって幅広い学びが必要なのかを意識することだ。最初から専攻を選ばなくていいとか、人文科学、社会科学、自然科学の色々な勉強ができるというのはリベラルアーツの特徴ではあるが、ディテールに過ぎない。だから「将来の進路を決められない人にピッタリ」という捉え方はやめた方がいい。あいまいな印象で高校生に捉えられている感じもあるが、あくまで、社会で活躍するリーダー養成のための基礎教育と理解することが重要だ。

■ どう選ぶ?
 教養学部、国際教養学部、リベラルアーツ学部など、幅広い学びを可能にする学部・学科が増えてきているのは時代の要請によるものだろう。大学全体の特徴自体がリベラルアーツの大学もある。だが、前述のように、標榜するものが同じリベラルアーツでも意味合いが違うことも多いので、しっかりと調べてから選んでいただきたい。

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