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福祉に興味がある

社会福祉に貢献したい。

福祉に興味がある

■ どんな事情?
 日本は「中福祉・中負担」を標榜しているが、対して欧米諸国の一部は「高福祉・高負担」を堂々と打ち出している。高負担は「選挙受けが悪い」というのが理由だが、「高福祉・高負担」の国の多くはすでに少子高齢化の波を食い止めているのに対し、日本は急激な少子高齢化進行中の只中であることを照らし合わせると、早晩、高負担に切り替わっていくことは容易に想像できる。実際、現政府も財政難から消費税の福祉目的税化の検討を打ち出しているが、負担の分担はともかく、高福祉をめざしていかないと少子高齢化の波は収まらないし、社会的弱者にも手を差し伸べきれない。財政支援が増えれば参入企業も増え、近い将来、福祉は主要産業のひとつになっている可能性すらある。

■ どんな世界?
 安心して子育てができる社会、安心して老後を迎えることができる社会。また障害者を切り捨てない社会。そこに直接的に貢献していこうという若者が増えていることは好ましい現象だが、支援する側とされる側ではなく、「みんなで幸せを支えあう」姿勢がいま求められている。ハンディキャップを持っている人たちが暮らしやすい社会は、誰にとっても暮らしやすい社会であるのは言うまでもないのだから。
 福祉とは本来、幸せや豊かさを意味する言葉。「公共」を意味する「社会」を付け、社会福祉ならば、「皆がより豊かに、幸せに、ともに暮らせる社会」という意味になる。この理想を実現するためさまざまな形で尽力することが、社会福祉に貢献することになる。

■ 将来は?
 福祉の仕事は1.介護関係、2.相談援助関係、3.保育関係、4.保健医療関係に大別できる。  介護関係は高齢者や障害者の介護を福祉施設等で行うケアワーカーと、在宅で身の回りの世話をするホームヘルパーが代表的。相談援助関係は日常生活に困難を抱える人を支える「社会福祉士」、精神障害者をサポートする「精神保健福祉士」が主な国家資格。保育関係は「保育士」のほか、児童福祉に関わる「児童福祉士」や「児童指導員」などの任用資格もある。保健医療関係には「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」「視能訓練士」などの国家資格がある。

■ どこで学ぶ?
 学部は、社会福祉学部、医療福祉学部、保健福祉学部など。ただし、人文学部、人間学部、文学部などにも福祉系の学科はある。代表的な学科は社会福祉学科のほか、社会学科、医療福祉学科、人間福祉学科、介護福祉学科など。短期大学や専門学校でも福祉は学べるが、資格取得の有無を必ず確認しよう。

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