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心理学に興味がある

人の不思議と心の仕組みについて考えたい。

心理学を学びたい

■ どんな学問?
 心理学は、たいへんに人気があるが、読心術でもなければ、もちろん占いでもない。相手の気持ちを見透かしたり、言い当てたりするものでもない。科学的に、人の心や行動のメカニズムを解明する学問である。
 科学的に心を分析する上で不可欠なのは統計学的手法。ただし、心理学部・学科が文系に位置していることでもわかるように、数学の得手不得手はそれほど問題ではないので心配することはない。心理学に使う統計の数学は、高校の数㈼レベルがあれば十分。また、心理学概論や、一般教養での心理学のレベルでは、通常、心理学の概要だけ、すなわち「学習と記憶」「動機」「発達」「集団行動」などを概観するだけである場合がほとんどだ。
 もちろん、心理学を専門に学ぶ心理学科では、必ず統計を学ぶ。特に、心理学実習・実験では、統計なしには成り立たないのでそれなりの覚悟は必要だ。  ところで心理学は、大学・学部によって研究分野や研究手法がかなり違う学問だ。大学案内などを参考に研究分野をよく調べることがポイントになる。専任教員の研究テーマや卒業生の卒論テーマから特徴が読み取れるので、参考にするとよいだろう。 
 対象も細分化されており、集団内の個人の行動や群集心理などを研究する「社会心理学」、記憶・思考など人間の知的機能を研究する「認知心理学」、乳幼児から児童、青年、成人、老人にいたるまでの精神発達の経緯を解明する「発達心理学」、人の成長や精神の発達と教育の関係を探り、効果的な教育法を見つけ出す「教育心理学」、犯罪の原因と犯罪者の行動を分析する「犯罪心理学」などがある。

■ どう役立つ?
 心理学的手法を身につけておくと、将来、さまざまな出来事の問題解決に役立つ。その現象がなぜ起こったのかを解析する上で有効であり、生起した結果が科学的にどの程度重要なのか(統計用語では有意)を知る上で役に立つ。ごく簡単に言い換えれば、原因と結果の因果関係をしっかり把握できるようになる。
 心理学を直接生かせる職業としては、社会福祉施設の指導員、家庭裁判所の調査員、スクールカウンセラー、児童相談所の心理判定員、病院の臨床心理技術者などだが、例えば、民間企業の企画・調査・広告・人事など、対人関係が避けて通れない職業ではどこでも、必ず大きな武器になるはずだ。

■ 資格は?
 心理学関連の代表的な資格に「臨床心理士」がある。取得するには日本臨床心理士資格認定協会が指定した大学院(修士課程)を修了した後、資格試験に合格しなければならない。志望学科の卒業生の大学院進学状況を確認しておこう。

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