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クリエイティブの基本に興味がある

創作する仕事に興味がある。

クリエイティブの基本に興味がある

■ どんな世界?
 「クリエイティブ」とは、かつては広告制作の仕事を指して言うのが一般的だったが、今日では創造的な仕事やそれに従事する人々全般を指して使われている。そもそも、クリエイティブに業種の垣根はないと言った方がいいかもしれない。
 なぜなら、絵画や舞踊、演劇などの芸術性の高いものに従事する仕事だけでなく、デジタルや映像などビジュアル性の高い世界も含まれるから。また、広告代理店やテレビ局、出版社などのマスメディア以外にも、一般的な企業、例えばメーカーにも、広告を担う宣伝部や商品を創造する企画部などがあり、そこでもまたクリエイティブな仕事をすることが可能だ。
 では、どんな素質が必要なのだろうか?例えば、「感動」できる素直な感性。しかし、感動で終わらせず「なぜ自分は感動したのか?」と冷静に考えてみよう。「なぜ・どうして」をあらためて考えるだけでも、心を響かせる要因が見えてくる。自分とは違う世代の人の考えと、照らし合わせてみるのも効果的だ。また、クリエイティブの本質は「見ず知らずの誰かとのコミュニケーション」。優れたクリエイターやアーティストが発する成果物は、他人を感動させるメッセージに満ちているから説得力がある。
 信念や哲学といった精神的なメッセージと、テクニック・作法といった表現・伝達のメッセージが上手く組み合わさった時に、他人相手のコミュニケーションが成立するのだ。

■ どう学ぶ?
 自分の創造したものを外部に発信する力が目標となるだろうが、それ以前に発想力が求められる。そのため、自分なりの表現スタイルを模索するべく、表現のテクニックを学ぶ以外にも、人間学や心理学、社会学を学び、自分が伝えたいこと(伝えられること)を築くのもひとつの方法だろう。独りよがりの表現に陥らないために、表現したい世界・社会の現状や今後の動向に対する認識力・理解力など、一般的な教養も必須だ。さらに、映像作品や演劇などでは、企画力(プロデュース能力)も重視される。進学先を選ぶ時は、自分の目標に必要な力を見極め、それをどのように習得するかを吟味することから始めよう。

■ どう選ぶ?
 まず連想される学部は芸術学部だが、それ以外にも、“創作=コミュニケーション”と捉えれば、多様な選択肢があることに気づく。文学部・人文学部には文芸創作やメディア文化、メディアコミュニケーションといった学科・コースがある。ダンスや舞踊を志すなら体育学部もターゲットになるだろう。また、人間の発達・認知・知覚・行動といった心理的な側面を学んで、それを創作に結びつけることもできるので、心理学系統の学部・学科にも注目してみよう。

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