●どんな世界?
レコード会社やレーベル制作会社などで、CD・DVDなどの企画から制作、発売までのプロセスを監督する最高責任者、それが音楽プロデューサーだ。CDやDVDの売り上げはもちろん、アーティストの命運を握っていると言ってもいい。その仕事は、予算やスタッフィングといった実務から、コンセプトの決定、収録ナンバーの選定といったクリエイティブな作業まで幅広い。
プロデューサーは、レコード会社やレーベル制作会社に勤務するのが一般的。レコード会社に就職すると、まず営業として全国のセールス現場を体験し、仕事を覚えることになる。経験を積み、適性と意欲が認められれば制作部門に配属される。そして現場で能力を発揮できればディレクター、プロデューサーへとステップアップしていく。最近は、作詞・作曲家がアーティストのプロデュースを手がけたり、アーティスト自身が他のシンガーやバンドの音楽をプロデュースしたりするケースも多い。
●何を学ぶ?
音楽プロデューサーに求められるのは、音楽の知識やセンスだけではない。どんな音楽が求められているかを敏感に察知するマーケティング能力。アーティストやバンドマン、作曲家、作詞家を結びつけるネットワークをつくる力。現場のスタッフをまとめあげていく組織力やリーダーシップなど、さまざまな能力が必要なのだ。
マーケティングについて学ぶなら経営学科や商学科で開講される「マーケティング論」や「経営戦略論」などが最適だ。また音楽というメディアや音楽そのものについて深く学ぶのも大いにプラスになるだろう。現代の音楽ビジネスはネット配信の時代を迎えている。そういった意味では芸術(音楽)系だけでなく、情報系の学科も視野に入れてみる価値がある。
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