子どもたちの成長を見守りたい。

●どんな仕事?
幼稚園は、満3歳から小学校に入るまでの子どもを対象に、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」という5分野を教育上の「ねらい」として設定し、教育を行う教育機関であり、文部科学省が管轄している。一方、保育所(保育園)は、0歳児から就学前の乳幼児を対象に、保護者が働いているなど家庭の事情で十分な保育を受けられない子どもを預かり、保護者に代わって保育をおこなう施設で、厚生労働省が管轄している。幼稚園は小学校などと同じ「学校」の一つであり、保育所は「児童福祉施設」、という違いがある。
●資格は?
幼稚園教諭になるには、文科省が指定する養成機関で所定の課程を修了して幼稚園教諭免許状を取得する必要がある。また、大学の通信教育で取得するコースもある。短期大学・専門学校卒業の場合は2種免許、4年生大学卒業の場合は1種免許となる。保育士になるには、厚労省が指定する養成機関で所定の課程を修了して資格を取得するか、都道府県が実施する保育士試験に合格して保育士の資格を取得するコースがある(受験資格は、短大卒業もしくは大学に2年以上在籍し62単位以上取得していること、あるいは、児童福祉施設で2年以上勤務し高校を卒業していること)。保育士資格を持っている場合、幼稚園教諭認定試験に合格すれば幼稚園教諭の免許状を取得できる。
●どう選ぶ?
大学・短大では、児童学科や児童教育学科が選択肢となるが、その他でも資格を取得できる場合があるので、大学案内でチェックしてほしい。最短で資格を取得し、現場で実力を磨きたい場合には専門学校か短大、じっくりと学んで高度な知識と技能を身につけ、他の資格や進路も考えている場合には4年制大学、といった選び方もある。