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国際経済・貿易に興味がある

世界中の経済が、どのように関連しているか学びたい。

国際経済・貿易に興味がある

●最新事情は?
 IT(情報技術)の進化と経済のグローバル化が叫ばれてもうずいぶん経つ。この記事を読んでいる君たち高校生の目には、コンピュータが家庭にあって、ボーダーレスに人や物や金が動く世の中が、むしろ自然の姿として映るだろう。もはや中国製品は身の回りにあふれているし、貿易が盛んになったゆえの各国とのトラブルもよく聞くようになった。
 国連の2007年の主要国・地域のGDP成長率についての調査によると、2006年と比較して成長率が伸びたのは日本・米国などごくわずかな国々となっている。そのアメリカもサブプライムローン問題(おもに住宅を担保とした信用度が低いローンの返済率の低下とそれに伴う金融不安)で先行きが不安視されている。アメリカが失速すれば、当然日本も影響を受けることになる。
 一方で、BRIICS(ブラジル、ロシア、インド、中国の資源・人口大国にインドネシア、南ア共和国)、トルコ、ベトナムなどは高い成長率を保っている。海外から日本への投資が減っているのに、海外からベトナム株への投資は順調だという。
 ファンドの株式投資先をみても、もはやインド、中国が上位20を独占している。特に中国は成長が著しい。世界の時価総額上位企業のリストを見ると、日本勢の40社に対して中国は44社。ただ、その中国も今の高成長はややバブル気味ともささやかれ、この伸び率が続くとは限らない。経済の世界は時とともにどんどん変化していく。キミたちが大学を卒業するころにはまた違った傾向が現れているかもしれない。

●資格は?
 この分野に関連する資格には「国税専門官(税のスペシャリストとして、法律、経済、会計などの専門的知識を駆使する仕事)」「通関士(船積みに関する書類の作成、船舶の予約、貨物の搬入・搬出といった輸出入手続きに関する代行業務を行う)」「JETRO輸入アドバイザー(輸入を始める意志のある企業・個人に取引のアドバイスを行う)」などがある。

●どう選ぶ?
 経済学部に進学すれば、どの学科でも国際経済や貿易を学ぶことはできる。ただし、より専門的な知識を深めたい場合は、国際経済学科、商業・貿易学科などで実践的な科目を学ぶ方がいいだろう。また、国際経済をキーワードにすれば、法学部の中にも、国際ビジネス法学科など、ビジネスに直結した学科が見つかるはずだ。

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