大学進学は受験料にはじまり、入学金、授業料、教材費、さらには生活費など、出費がかさみます。なかでも一番大きいのが、入学金や授業料といった学費です。初年度納付金は国立大学で平均82万円。これに対し、私立大学は学部や学科によって差はありますが、文系学部で平均120万円となっています。
合格後の手続きとして、第1志望校の合格発表日前に第2、第3志望校の入学手続き締切日がある場合、ひとまず入学の「権利」を確保するために、入学金相当額を納入する必要があります。入学手続きの時期はこういった出費も求められ、余裕のある進学資金を用意しておきたいものです。
卒業するまでに払う授業料は、8回(1年を前期と後期に分けて4年分)に分けて支払うパターンが多いようです。また、一人暮らしをするとなると、入居費用や家財道具、家賃、生活費とかなりの負担となります。大学に学生寮があれば、活用するのも得策でしょう。
このほか私立大学は、家計の経済的負担を軽くするために、さまざまな制度を設けています。
例えば入学試験を全国の主要都市で行い、交通費・宿泊費の負担を軽減。さらに複数回受験する場合の割引や、採用枠は小さいものの、入学試験や在学中の成績優秀者の入学金や学費を免除する「特待生制度」もあります。
大学進学のための資金計画を考えるとき、注目したいのが「奨学金制度」と「教育ローン」です。